起業した会社は何年生き残れるかというと、過去に公共機関を含めいろいろデータ集計が行われてきました。
集計方法がそれぞれ違うために、その結果もさまざまですが、
- 1年以内に60%が消滅
- 5年以内に80%が消滅
- 10年以内に95%が消滅
- 30年以内に99.98%が消滅
というのが、インターネット上で良く出回っている数字です。
これから起業しようと考えている人にとっては衝撃的な数字です。
しかし、ベテランのコンサルタントの方は、現場の感覚からするとやや厳しすぎると言っています。
コンサルタントの経験から見てみると、「起業する人が100人いるとしたら」
- 1年目で25%(25人)が廃業
- 2年目で残りの75人のうち、25%(18人)が廃業
- 3年目で残りの57人のうち25%(14人)が廃業
生き残りは43人となっているそうです。
そして、3年間生き残ることができた会社は、その後は廃業が少なくなって落ち着いてくるそうです。
すなわち会社が軌道に乗っているといえる状態になります。
言い方を変えると、起業してから3年経って生き残っているのは40%ほどということになります。
それほど、起業は厳しいということだと十分に認識して、覚悟してください。
では、廃業すなわち失敗の原因は何かといえば、
- とりあえずどんどん進めてしまおう
- △△をしておけば大丈夫
- 自分たちで何とかなる
などということです。
これは、すなわち、準備不足と起業を甘く見ていたということなのです。
起業3年間で、40%の生き残り組になるのかは、起業前の、準備や計画が大きなポイントとなるのです。
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