起業する前にするべきことのまとめ

知っておくべきことと準備が大きなポイントです。

出資

前職の会社から出資したいと打診がありました。これを受けると何か問題はありますか?

前職の会社から出資したいと打診がありました。これを受けると何か問題はありますか?

あります。

特に注意が必要なのは創業融資と助成金を受ける場合です。

(1) 創業融資の場合…

株主として他の会社が参加する場合は、出資割合の問題です。

総合的に見て、会社の独立性が弱いと判断されると、創業という扱いではなく、グループ会社という扱いとなってしまうのです。

そうなると創業融資ではなくなり、出資元の会社との合計で普通の融資という扱いになり、起業会社としては何かと扱いが厳しくなってしまいます。 (さらに…)

出資してもらう方法について

出資してもらう方法について

資金調達の方法として、借入れ以外に出資してもらうという方法もあります。

また、創業融資を受ける場合の自己資金の不足分を増やすために出資してもらうことも考えられます。

(1) 融資を受ける先としては次のようなものがあります

1)家族・親戚、友人・知人からの出資の場合…

起業時の資金調達方法で多いのがこの方法です。

特に、中でも両親や兄弟などの家族・親戚からの出資を受ける場合が多いのです。

融資と違い、資金計画上資金が調達できないというリスクが少なく、確実なことが魅力的なのです。

ただし、万が一、事業に失敗した時は、迷惑をかけてしまうことにもなります。

2)エンジェル投資家からの出資の場合…

エンジェルとは、個人投資家の中で創業当初の会社に対して、投資を行なう人のことです。

家族・親類・友人とベンチャーキャピタルの間に存在する資金供給の隙間を埋める役割を果たしています。

家族や友人から1,000万円以上の資金を調達することは一般的には難しい。

その一方で、伝統的なベンチャーキャピタルは1〜2億円以下の投資を検討することはありません。

そのため、エンジェル投資家は急成長するスタートアップ企業に対する第二段階の資金供給者となっています。

しかし、経営が不安定な創業当初の会社に直接高額の出資をしてもらうことになるので、エンジェル投資家から出資を受けることは非常にハードルが高いといえます。

投資家は、ビジネスの将来性や、独創性だけでなく、人間的に信頼関係が基盤になっていないと実現は難しいといえます。

一方、エンジェル投資家の多くは引退した起業家や経営者であり、純粋な経済的追求を超えた理由で投資を始めることが多く、の理由としては、特定のビジネス領域における発展に乗り遅れないようにする、新しい世代の起業家達に対する希望や願望に、自らの経験や人的ネットワークを有効活用したい、などが挙げられます。

従って、純粋な資金供給に留まらず、経営面での貴重な助言や有力者の紹介などで起業を助けることもあります。

しかし、そもそもどのようにエンジェル投資家になってくれる人と知り合えるのかが良くわからないという問題があります。

3)ベンチャーキャピタルからの出資の場合…

ベンチャーキャピタルとは、高い成長力があると見込まれる未上場会社に対して、資金を投資する投資会社で、よほどの革新的な新技術やノウハウがないと出資してもらうことは難しいうえに、1億円以下の投資はしません。

また、ベンチャーキャピタルが投資する目的は、最終的には、投資した会社が株式を上場した場合にその出資額に相当する株を売却して利益を得ることなのです。

ですから、創業時の規模や事業内容のハードルが高く一般的な起業家には向いていません。 (さらに…)